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回避支援機能を付加するとともにVFR航法支援機能を充実させたシステムをフェーズ2として開発し、平成8年に航空局の承認を取得した。(2)

図3.4.1−2 監視エリア(対地速度120ktの場合)

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3.4.1.3 システム構成
システム構成を図3.41−1に示す。計器板に表示制御器と地形方向表示器が取り付けられる。表示制御器には地図画像が表示される。地図画像には自機シンボルのほか、次のウェイポイントまでの方位、距離などの文字情報も表示される。表示制御器は各種の操作キーおよびカーソル制御ノブを備えている。
地形方向表示器は12時方向、1時方向、2時方向など7つの方向についてのインジケータを持ち、各方向について「危険」と判定したときには赤色、「注意」と判定したときには橿色に点灯する。
GPS受信機を内蔵した地図画像発生器及び拡張処理モジュールが機体後方のアフター・デッキ・ラックに取り付けられる。地図画像発生器は機体の方位ジャイロ系統から機首方位信号を受

 

 

 

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